物流/配送業の悩み・トラブル集


1.【ドライバー確保】「2024年問題」と「業務委託」の罠

~残業代トラブルと偽装請負から会社を守る~

  • 上限規制(2024年問題)と罰則のリスク:ドライバーの労働時間上限(年960時間)を守りきれず、どうしてもオーバーしてしまう月がある。労働基準監督署に見つかった場合、経営者が逮捕されたり事業停止になるリスクはどの程度あるか。【回答
  • 荷待ち時間の労働時間判定と未払い残業代:荷主先のセンターで数時間待たされる「荷待ち時間」について、休憩扱いにして給与を払っていなかった。退職したドライバーから未払い残業代として請求された場合、支払う義務はあるか。【回答
  • 軽貨物ドライバーの業務委託と偽装請負:フリーランスの軽貨物ドライバーと「業務委託契約」を結んでいるが、実態は会社がシフトや配送ルートを細かく指示している。労働基準監督署から「偽装請負(実質的な雇用)」とみなされる基準は何か。【回答
  • 歩合給(運行手当)と残業代の相殺:ドライバーの給与を「基本給+売上に応じた歩合給(運行手当)」にしている。「歩合給の中に残業代が含まれている」という会社の主張は、裁判や労基署の調査で法的に通用するのか。【回答
  • ドライバーの突然のバックレと損害賠償:シフトが入っていたドライバーが突然連絡もなしに飛んでしまい、代わりの車を手配するのに多額の費用がかかった。会社が被った実害を、逃げたドライバーに損害賠償請求することは可能か。【回答

2.【荷主・元請との取引】運賃叩きと理不尽な要求からの防衛

~「長時間の荷待ち」や「燃料高騰」の価格転嫁~

  • 長時間の荷待ち・荷役作業に対する料金請求:契約外である長時間の「荷待ち」や、パレット積みなどの「荷役作業」を現場でドライバーが強要されている。元請けや荷主に対して、これらの付帯作業料金を後から法的に請求できるか。【回答
  • 燃料代高騰による運賃交渉(価格転嫁):軽油代が急騰して完全に赤字運行になっているが、元請けに運賃の値上げ(燃料サーチャージの導入)を頼んでも無視される。法律やガイドラインを盾にして交渉を優位に進める方法はあるか。【回答
  • 元請けからの突然の取引停止(契約打ち切り):長年メインで走っていた元請けから、ある日突然「来月から仕事は出せない」と契約を打ち切られた。会社の存続に関わるため、数ヶ月分の補償を求めたり、打ち切りを無効にすることはできるか。【回答
  • 不当な運賃の値下げ(買いたたき)と下請法:元請けから「他社はもっと安いから」と、明らかに採算の合わない運賃への値下げを強要された。下請法や独占禁止法違反として、適正な運賃を要求する法的根拠はあるか。【回答
  • 「標準的な運賃」の提示義務と荷主からの拒否:国が定めた「標準的な運賃」を荷主に提示して交渉したところ、「そんなもの払えない、他を探す」と脅された。荷主が国の基準を無視して安値発注を続けることに法的ペナルティはあるか。【回答

3.【事故・車両トラブル】荷物事故と高額な修繕費

~「自腹の強要」と「リース契約」の重圧~

  • ドライバーが起こした交通事故と会社の責任:業務中にドライバーが人身事故を起こし、相手に重傷を負わせた。保険の限度額を超えた場合、運転していた本人だけでなく、会社(法人)や社長個人も損害賠償責任を負うのか。【回答
  • 荷物の破損・遅延に関する多額の損害賠償:渋滞で指定時間に遅れたことや、荷降ろし中の不注意で高額な商品を破損させたことで、荷主から運賃を大きく超える損害賠償を請求された。運送会社が全額払う法的義務はあるか。【回答
  • 退職するドライバーへの車両修理代の天引き:トラックを何度もぶつけて傷だらけにしたドライバーが辞める際、会社が負担した修理代や保険の免責金額を、最後の給与や退職金から天引き(相殺)することは法的に可能か。【回答
  • トラックの高額リースの途中解約と違約金:仕事が減ってトラックが余ってしまったため、5年契約の車両リースを途中で解約して車を返却したい。リース会社から「残債を全額払え」と言われているが、違約金を払わずに解約する方法はあるか。【回答
  • 飲酒運転や重大事故による行政処分:所属ドライバーの飲酒運転や重大な過労事故が発覚した場合、会社に対して「車両停止」や「事業停止」などの行政処分が下る基準は何か。また、処分を軽減するための対策はあるか。【回答