納品後の値引き要求は下請法違反?拒否して良いのか

質問

納品も終わり請求書を出した後で、「予算が足りないから10%引いてくれ」と言われました。すでに契約通りの金額で納品しているのに、後から減額するのは下請法違反ではないのでしょうか?

質問者の本音を深堀
ふざけるな、金払え。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 完全な下請法違反(減額の禁止)です。発注時に合意した金額を、発注者の都合(予算不足や価格競争)で事後的に減らすことは、たとえ下請けの合意があっても違法とされます。直ちに拒否してください。

【解説】

下請法第4条第1項第3号「下請代金の減額の禁止」に抵触します。

ポイントは「下請けに責任がないのに減らす」点です。

「次回から仕事を出さない」と脅されて渋々合意したとしても、その合意自体が無効であり、公正取引委員会の勧告対象になります。

対応策:

①「下請法に抵触する恐れがあります」とメールで記録に残す。

②中小企業庁の「下請かけこみ寺」に相談する。

③どうしても関係を切りたくない場合は、「今回は飲みますが、次回からは見積もり通りでお願いします」と念書を取る(ただしリスクあり)。