提携先から出資の打診!株式を持たれることの経営介入リスクは?

質問

業務提携だけでなく「少額出資もしたい」と打診されました。お金を出してもらえるのは助かるのですが、株式を持たれることで経営に口出しされるリスクやデメリットはありますか?

質問者の本音を深堀
お金は欲しいけど口は出すな。

ヨリビズ弁護士の回答
  • あります。出資比率が少なくても、株主になれば「帳簿の閲覧請求」や「株主総会での発言権」が生じます。また、将来別の会社への売却(M&A)や資金調達を検討する際に障害になります。

【解説】

お金をもらう(増資)ということは、会社の所有権の一部を切り売りするということです。

リスクと対策:

1. 比率のコントロール: 経営権を握られないよう、どんなに多くても出資比率を三分の一(33.3%)未満、できれば数%に抑える。

2. 投資契約書の締結: 出資を受ける際の契約書で、「取締役の派遣(役員を送り込まれること)」や「重要事項の事前承認権」を相手に与えないよう交渉する。

単に資金が欲しいだけなら、株式を出さずに「融資(借金)」で調達する方が経営の自由度は保たれます。