事業規模縮小で銀行から一括返済を求められる?融資の引き揚げリスク

質問

銀行から融資を受けていますが、店舗を複数閉鎖して事業規模を半分にする予定です。売上が減る見込みですが、銀行から「一括返済」を求められる危険性はあるのでしょうか?

質問者の本音を深堀
銀行に見放されたら終わりだ。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 約定通り毎月返済を続けていれば、事業規模を縮小しただけで直ちに一括返済を求められることは通常ありません。むしろ、赤字の垂れ流しを止める「前向きなリストラ」であれば、銀行は好意的に受け取ります。

【解説】

銀行が最も嫌うのは「赤字を放置して手元の現金が尽きること」と「事後報告(または隠蔽)」です。

対策:

1. 事前の説明: 店舗閉鎖や事業縮小を実行する「前」に、銀行の担当者に事業計画の修正案を持って説明に行きます。

2. 止血のアピール: 「不採算店舗を閉鎖することで、売上は減るが〇ヶ月後には利益体質(黒字)に転換する」という、資金繰り改善のシナリオを明確に示します。

ただし、返済が滞ったり、銀行に無断で担保に入っている設備を売却したりすると「期限の利益の喪失」に該当し、一括返済を求められるリスクがあります。誠実な報告が命綱です。