質問
コスト削減のためSlack等の無料プランを使っていますますが、一定期間やメッセージ数を超えると過去の履歴が見えなくなります。取引先との言った言わないのトラブルが起きた際、ログがないと会社は不利になるのでしょうか。
【質問者の本音を深堀】
毎月のサブスク代を極力払いたくないんだ。
ヨリビズ弁護士の回答
- 圧倒的に不利になります。ビジネスにおけるトラブルでは「言った証拠」を出せない側が負けます。仕様変更や納期の延長など、重要事項の合意ログが消えてしまえば、自社の正当性を証明できず多額の損害を被ります。
【解説】
コミュニケーションツールは単なる連絡網ではなく、「証拠の保管庫」という法務的な意味合いを持っています。
リスクと対策:
1. 立証責任の壁: 裁判や調停では「合意があったこと」を主張する側に立証責任があります。相手が「聞いていない」と言い張った時、無料プランで過去ログが消えていると対抗手段がありません。
2. 情報検索の非効率化: 過去のやり取りや添付ファイルが検索できないことで、業務の引き継ぎや経緯の確認に膨大な無駄な時間が発生し、月額数百円のコスト削減以上の見えない人件費(損失)を生んでいます。
3. 対応策: 取引先と重要なやり取りをするツールは必ず有料プランを契約し、全ログを無期限保存設定にするのが「経営の保険」として必須です。どうしても無料を使うなら、重要事項は即座に議事録にしてメール等で再送信し保存してください。


