社員の個人LINEで業務連絡!会社側の重大なリスクとは?

質問

手軽で無料なので社員個人のLINEアカウントを使って業務連絡をしています。プライベートと混同しやすいこと以外に、情報漏洩など会社としてどのような重大なリスクやデメリットが潜んでいるのでしょうか。

質問者の本音を深堀
タダで便利だから使いたいだけなのに。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 最大のリスクは「情報漏洩」と「退職後のデータ持ち出し」です。個人のアカウントは会社が管理できないため、スマホ紛失時の遠隔消去ができず、退職者が顧客リストや機密情報をそのまま持ち出すことが可能です。

【解説】

シャドーIT(会社が把握していない個人ツールの業務利用)は、セキュリティ事故の温床です。

リスクと対策:

1. 情報漏洩時の責任: 社員がスマホを紛失し顧客情報が漏れた場合、会社としての管理責任が問われ、多額の損害賠償に発展します。

2. 退職時のデータ残存: 会社支給の端末やアカウントなら退職時に回収・削除できますが、個人のLINEは履歴や添付ファイルが退職者の手元に残り続けます。

3. 対応策: 業務連絡には「LINE WORKS」や「Slack」など、会社が管理者権限を持ち、ログの監視やアカウントの一括管理・削除ができる法人向けツールを導入し、個人LINEの業務利用は就業規則で明確に禁止すべきです。