質問
人手不足解消のために外国人労働者(技能実習生や特定技能)を現場で雇いたいですが、失踪されたり、現場のルールを無視して大事故を起こされたりした場合、受け入れ企業としてどこまで法的責任を負うのでしょうか。
【質問者の本音を深堀】
言葉も通じないし、トラブルが起きたら嫌だ。
ヨリビズ弁護士の回答
- 重大な責任を負います。失踪は入管への届け出義務があり、管理体制が問われます。事故の場合、言葉の壁を理由に安全教育を怠っていれば「安全配慮義務違反」として、企業側に高額な損害賠償責任が科せられます。
【解説】
外国人労働者を「安い労働力」として扱う時代は終わり、日本人と同等以上の適正な労務管理と安全教育が法的に義務付けされています。
対策:
1. 安全教育の徹底:「日本語が分からないから」は通用しません。母国語に翻訳された安全マニュアルや標識を用意し、理解度を確認するプロセス(テスト等)の記録を残すことが、事故時の企業の過失割合を下げます。
2. 失踪対策:失踪の最大の原因は「低賃金」や「パワハラ」です。不当な給与天引きをせず、生活支援を含めた丁寧なコミュニケーションが必要です。
3. 不法就労助長罪の回避:在留カードの偽造チェックや有効期限の管理を怠ると、社長自身が刑事罰を受けます。


