外注フリーランスが音信不通!納期遅れは「業者のせい」で免責?

質問

納期直前に、デザインを外注していたフリーランスと音信不通になりました。そのせいで元請けへの納品が遅れた場合、「外注先が飛んだから」という言い訳は法的に通用するのでしょうか。

質問者の本音を深堀
こっちも被害者なんだから勘弁してほしい。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 全く通用しません。元請けとの契約において、外注先の選定や管理責任はすべて自社(受注者)にあります。外注先の債務不履行を理由に自身の納期遅延の責任を免れることはできず、損害賠償を請求されるリスクがあります。

【解説】

納品物の完成を約束する「請負契約」において、履行補助者(外注先)の過失やトラブルは、すべて元請け(自社)の過失とみなされます。

対策:

1. 履行体制の確保:フリーランスへの丸投げはリスクが高いため、進捗をこまめに(週次等で)確認する体制を組みます。

2. 代替要員の確保:万が一飛んだ場合に備え、自社のリソースや別のパートナーでカバーできるバッファを持たせることが必須です。

3. 外注先への損害賠償:飛んだフリーランスに対して損害賠償請求は可能ですが、回収できないケースが大半です。事前の与信管理や「着手金」の払いすぎに注意しましょう。