客の素材提供遅れで納期遅延!損害賠償を請求されたら払う義務?

質問

クライアントからの素材提供やフィードバックが遅れたせいで、公開日(納期)に間に合わなくなりました。逆に「納期遅れで生じた損害(キャンペーンの遅延等)を払え」と請求された場合、支払う義務はあるか。

質問者の本音を深堀
そっちのレス遅れが原因なのに理不尽だ。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 支払う義務はありません。納期遅延の原因がクライアント側(素材提出や確認の遅れ等)にある場合、制作側に債務不履行責任は生じません。逆に、スケジュールの延長や待機にかかった追加費用を請求する権利が生じます。

【解説】

制作側が「納期のプレッシャー」で不利な立場に立たされやすいトラブルですが、法的な責任分界点を明確にすることが重要です。

対策:

1. 役割分担の明記:契約段階で「クライアントの協力義務(素材提供や確認の期限)」を定め、それが遅れた場合は納期が自動的に延長される特約を入れます。

2. スケジュール変更の通知:相手のボールで止まっている際、「〇日までに素材が来ない場合、納期を〇日延期せざるを得ません」と事前にメール等で警告し、証拠を残します。

3. 責任の所在の立証:遅延の直接的な原因が相手にあることを、議事録やメールの履歴で証明できるよう、日々のコミュニケーションログを管理することが最大の防御です。