ECサイトでカード不正利用のチャージバック!店が丸損する?

質問

自社のネットショップで高額商品が購入されましたが、後日カード会社から「不正利用のため売上を取り消す(チャージバック)」と通達されました。商品は発送済みですが、店が丸損するしかないのでしょうか。

質問者の本音を深堀
商品は取られたし売上も没収なんて理不尽すぎる。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 原則として店側の丸損(代金回収不可)になります。クレジットカードの規約上、不正利用によるチャージバックが発生した場合、その損害は加盟店(ネットショップ側)が負担することになっているのが一般的です。

【解説】

チャージバックはEC事業者にとって最も理不尽で痛手となるリスクです。カード会社はカード名義人(被害者)を保護し、店側には「本人確認の徹底義務」を求めている構造です。

対策:

1. 本人認証(3Dセキュア2.0)の導入:カード決済時にパスワード等の入力を求める「3Dセキュア」を導入していれば、チャージバックの負担がカード会社側へ移行するケースが多く、最強の防衛策になります。

2. 不審な注文の検知:転売されやすい高額商品(家電、ブランド品)や、名前と異なる宛先、海外IPからの大量注文は発送前に保留し、電話確認を行います。

3. チャージバック保証保険:EC向けの不正利用を補償する保険への加入も有効です。