ビジネスモデルを思いついた時、経営者が真っ先に行うべきは「儲かるか」の計算ではなく「適法か」のリーガルチェックです。
現場で本当によくある悲劇が、システム開発や店舗内装に多額の資金をつぎ込んだ後に「実は許認可が必要だった」「現在のモデルでは業法違反になる」と発覚するケースです。
数千万円の投資が吹き飛ぶばかりか、最悪の場合は事業停止や刑事罰に問われ、創業前にゲームオーバーとなります。
特にIT×医療、金融、交通などの領域は「グレーゾーン」になりがちです。
防衛策として、ネットの情報を鵜呑みにせず、所管官庁へ必ず事前相談を行ってください。
ただし、窓口で漠然と「これ適法ですか?」と聞くのは絶対NGです。担当者はリスクを避けて「ダメ」と答えがちだからです。
超実務的なアプローチは、「当社のスキームは〇〇法第△条の適用除外にあたるため適法と考えますが、相違ないでしょうか」と、自社の法的見解(仮説)をぶつけることです。
確実を期すなら経済産業省が実施する「グレーゾーン解消制度」を活用して公的な回答を得るのが鉄則です。最初の面倒な「法的な地固め」こそが、事業を守る最強の盾になります。
まずはAIを相手に壁打ちしましょう。
ある程度の懸念事項が固まった段階で、弁護士に相談することをお勧めします。
弁護士は必ず別の事務所で複数の弁護士に照会するのが理想です。企業法務系の中堅事務所(弁護士数10~50名程度)が良いでしょう。ビジネスに疎い弁護士も多いことを頭に入れておくべきでしょう。

ヨリー君
ここを誤るとすべて台無しになります。
二重三重に確認して損はありません。


