自宅の根抵当権は完済後も残すべき?抹消しないリスクは?

質問

自宅に「根抵当権」が設定されています。借金は完済しましたが、銀行から「また借りる時に便利だから登記を消さない方が良い」と言われました。将来どんなリスクがありますか?

質問者の本音を深堀
消すの面倒だしそのまま?

ヨリビズ弁護士の回答
  • 消すべきです。根抵当権が残っていると、将来の新たな借入も自動的に担保に入りますし、相続時に複雑な手続きが必要になります。銀行の「便利」は「銀行にとって便利(囲い込み)」なだけです。

【解説】

「抵当権」は借金を返せば消えますが、「根抵当権(極度額の枠)」は契約解除して抹消登記しない限り永遠に残ります。

リスク:①将来、ついつい安易に借金をしてしまい、自宅を失うリスクが継続する、②相続が発生した際、根抵当権の元本確定手続きなどを期限内に行わないと、相続人の借金まで担保に含まれてしまう恐れがある、③物件を売却したくても、銀行の承諾がないと売れない。

完済したら、即座に「解除証書」をもらい、司法書士に頼んで抹消登記を行ってください。