売り手の希望売却額が高すぎる!適正価格(バリュエーション)の調べ方は?

質問

マッチングサイトで魅力的なWebメディアを見つけましたが、売り手の希望売却額が数千万円と高いです。小規模事業者が、その「言い値」が適正価格かどうかを安価に見極める方法はあるのでしょうか?

質問者の本音を深堀
ぼったくられてないか不安。

ヨリビズ弁護士の回答
  • スモールM&Aの適正価格は「時価純資産 + 実質営業利益の2〜3年分(のれん代)」でざっくり計算できます。高額な専門家を頼まずとも、この「年倍法」を基準にして言い値の妥当性を測ることができます。

【解説】

売り手は「自分がかけた苦労(サンクコスト)」を上乗せしがちなため、言い値は基本的に割高です。

計算ステップ:

1. 実質営業利益の算出: 決算書の営業利益に、前社長の個人的な経費(役員報酬の過大分や私的な交際費など)を足し戻して「本当の稼ぐ力」を出す。

2. のれんの計算: その利益の2〜3倍が「のれん代(営業権)」。Webサイトのみの売買なら月間利益の12〜24ヶ月分が相場。

これを著しく超える場合は「高すぎる」と判断し、根拠を求めて値引き交渉します。