買収直後に売り手が近くでライバル店をオープン?競業避止で防げる?

質問

買収してノウハウを手に入れた直後、売り手の元社長がすぐ近くで同じ商売を始めないか心配です。契約書で同業の立ち上げを禁止し、確実に守らせることは可能でしょうか?

質問者の本音を深堀
ノウハウ売ってすぐ隣で店出すなよ。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 可能です。「事業譲渡」の場合、会社法で原則20年間の「競業避止義務(同一市町村等での同種事業の禁止)」が定められています。「株式譲渡」の場合は法律の縛りがないため、契約書への明記が絶対に必要です。

【解説】

売り手が資金を手にした後、別の名義で全く同じビジネスを立ち上げて顧客を奪い返す「事業の抜き取り」は実際に起こり得ます。

対策:

1. 契約書への明記: 株式譲渡の場合、「売り手(及びその親族・関係会社)は、本契約締結後〇年間、本事業と同一または類似する事業を一切行わない」という競業避止条項を入れる。

2. ペナルティの規定: 違反した場合の「違約金(買収額の〇倍など)」を明確に定めておく。

これを嫌がる売り手は、端から「また同じ商売をやる気」ですので交渉から降りるべきです。