社会保険料を滞納し続けると口座差し押さえは本当か?

質問

法人の社会保険料(会社負担分)が重すぎて払えません。もし未加入のまま放置したり、支払いを無視し続けた場合、年金事務所から強制徴収されたり、会社の銀行口座を差し押さえられたりするリスクは本当にあるのでしょうか?

質問者の本音を深堀
逃げ切れるなら逃げたい。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 本当です。社会保険料の滞納は税金の滞納よりも容赦がなく、年金事務所の権限で、裁判所の許可なしに会社の銀行口座や売掛金を即座に強制差し押さえすることができます。逃げ切ることは不可能です。

【解説】

社会保険料の半分は従業員の給与から天引きした「預かり金」の性質を持つため、これを払わないのは横領に近い行為とみなされ、極めて厳しく取り立てられます。

滞納処分の流れ:

1. 督促状の送付(指定期限までに払わないと延滞金が発生)。

2. 財産調査(銀行や取引先への照会)。

3. 差押え(予告なくある日突然、口座が凍結されます)。

口座が凍結されれば、取引先への支払いができなくなり会社は倒産します。

対応策:

絶対に放置してはいけません。払えないと分かった時点で、自ら年金事務所の徴収担当窓口へ出向き、資金繰り表を提出して「分割納付(換価の猶予など)」の誠実な相談を行ってください。