赤字サービス終了で既存顧客から損害賠償?一方的な解約のリスク

質問

赤字のサービスを終了させたいですが、長年利用している既存顧客がいます。一方的にサービス提供を終了(契約解除)する場合、顧客から損害賠償を請求されるリスクはあるのでしょうか?

質問者の本音を深堀
クレーマーになられても困る。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 利用規約や契約書に「サービス終了の予告期間」が定められており、それに従って告知すれば損害賠償請求されるリスクは低いです。ただし、告知期間が短すぎたり、代替手段の案内がないとトラブルになります。

【解説】

事業からの撤退(サービスの終了)は企業の自由ですが、既存顧客に不測の損害を与えないような配慮が必要です。

対策:

1. 規約の確認: 「本サービスは、〇ヶ月前までに通知することにより終了できる」という条項があるか確認する。

2. 十分な猶予期間: 規約通り、または規約がなくても最低3ヶ月〜半年程度の十分な予告期間を設けて顧客に通知する。

3. 代替案の提示: 「他社の類似サービスへの移行案内」や「データの移行サポート」、「前払い金の返金」など誠意ある対応を行う。

これらを怠り「明日で終わります」などと強行すると、顧客の業務に支障が出たとして損害賠償を請求されるリスクがあります。