質問
事業縮小に伴い、部品の仕入れ量が契約書の「最低発注数量(MOQ)」を大きく下回ってしまいます。違約金を請求されずに、取引規模を縮小する交渉のポイントは何でしょうか?
【質問者の本音を深堀】
必要ない量を買わされるのは無理。
ヨリビズ弁護士の回答
- 違約金(または単価のペナルティ)を無条件で回避するのは困難ですが、「単価の見直し」や「支払いサイトの短縮」など、仕入先にもメリットのある代替案を提示して、契約の巻き直しを交渉すべきです。
【解説】
最低発注数量(MOQ)は、仕入先が製造効率や利益を確保するための前提条件であるため、これを一方的に破ることは契約違反となります。
交渉のポイント:
1. 正直な状況説明: 事業縮小により在庫過多になるリスクを説明し、「倒産して取引がゼロになるより、規模を縮小してでも細長く取引を続けたい」と訴える。
2. 単価の引き上げ容認: 数量が減る分、製造コストが上がるのは当然です。「数量は半分にするが、単価は〇%アップでお願いしたい」と妥協案を出す。
3. 条件の緩和: 納期を仕入先の都合の良いタイミングに合わせたり、支払いを前払いにするなどして、相手のリスクを減らす提案をする。
早めに相談することが最も重要です。


