質問
税理士のミスで税務申告に漏れがあり、税務署から多額の延滞税・加算税を請求された。専門家のミスによる損害は、士業側に賠償してもらうことはできるのか。
【質問者の本音を深堀】
先生のせいなんだから責任取ってよ。
ヨリビズ弁護士の回答
- 賠償請求は可能です。税理士の明らかな過失(計算ミスや法律の適用誤り)であれば、「延滞税」や「加算税」などのペナルティ部分は損害賠償の対象になります。ただし、本来払うべきだった「本税」は賠償されません。
【解説】
士業も人間なのでミスをします。多くの士業は「税理士職業賠償責任保険」などに加入しており、ミスがあった場合は保険金から賠償金が支払われる仕組みになっています。
対応手順:
1. 過失の証明: まずは「どちらのミスか」を明確にします。会社側が領収書を出し忘れていたなら税理士の責任にはなりません。
2. 賠償範囲: 「本来払うべきだった税金(本税)」は会社の負担ですが、ミスによって生じた「無駄な罰金(過少申告加算税や延滞税)」は税理士に請求できます。
3. 話し合い: 税理士の過失が明らかなら、冷静に「御社の賠償保険でカバーできますか?」と持ちかけ、穏便に補償してもらうのが得策です。揉める場合は弁護士へ相談になります。


