質問
業務時間外である休日の緊急連絡や、夜間のチャットメッセージに対して社員が返信して対応した場合、その時間は「労働時間」とみなされて、後から会社に未払い残業代を請求されるリスクはあるのでしょうか。
【質問者の本音を深堀】
ちょっと返信するくらいタダでやってよ。
ヨリビズ弁護士の回答
- リスクは極めて高いです。会社からの業務指示(チャット)に対して即座に対応しなければならない状態(手待ち時間)は労働時間とみなされます。たった数分の返信でも、深夜や休日割増の残業代が発生します。
【解説】
スマホの普及により、勤務時間外でも「いつでも繋がる」状態が、深刻な労務トラブルを引き起こしています。
リスクと対策:
1. 労働時間の認定: 「明日でもいいよ」と言いながら夜間にチャットを送ると、社員はプレッシャーから即レスしがちです。これが日常化すると、チャットの送受信記録がそのまま「残業の証拠」として労働基準監督署や裁判所に提出されます。
2. つながらない権利の保障: 休日は業務ツールを見ない、連絡しないルール(つながらない権利)を徹底する必要があります。
3. システムの活用: Slackの「予約送信」機能などを使って、メッセージの送信を翌営業日の始業時間に設定する運用を社内ルールとして義務付けてください。


