質問
A社はSlack、B社はTeams、C社はLINE WORKSといった具合に、取引先ごとにツールを指定され情報が分散しています。連絡の見落としによる納期遅れで損害賠償を防ぐための有効な対策はありますか。
【質問者の本音を深堀】
ツールが多すぎて画面を見るだけで疲れる。
ヨリビズ弁護士の回答
- 「見落としました」は免責理由になりません。納期遅れは債務不履行として損害賠償の対象です。ZapierなどのiPaaS(連携ツール)を使い、自社のメインツールに全通知を自動集約させる仕組み作りが必須です。
【解説】
相手のツールに合わせる「下請け体質」は、社内の情報管理を崩壊させる最大の原因です。
対策のステップ:
1. 通知の集約化: 複数のツールを毎日巡回するのはヒューマンエラーの元です。通知統合ツール(ZapierやIFTTTなど)を活用し、「Teamsでメンションされたら自社のSlackに通知を飛ばす」「メールに転送する」といった自動化設定を行い、確認漏れをシステムで防ぎます。
2. メインチャネルの指定: 取引開始時の契約書や覚書で「正式な発注指示や納期変更は〇〇(特定のツールやメール)で行うものとする」と規定し、イレギュラーなチャットでの指示を無効化する法的防衛線を張ります。
3. 返信ルールの徹底: 見た(読んだ)ら必ずリアクション(スタンプや「確認しました」の返信)をするルールを全社で徹底し、ボールがどちらにあるかを明確にします。


