1.【労務/業務委託】人の入れ替わりと「業務委託」の罠
~「独立・引き抜き」や「名ばかり業務委託」からサロンを守る~
- 業務委託への切り替えと偽装請負:人件費削減のため、スタッフを正社員から業務委託(フリーランス)へ切り替えたい。シフトやメニュー価格を店側で指定した場合、違法な「偽装請負」とみなされるリスクはあるか。【回答】
- スタッフの独立と顧客の引き抜き:店長クラスの美容師が近所で独立し、店の顧客リストを使ってSNS等で客を引き抜いている。就業規則で禁止していても、法的に引き抜きを止めたり損害賠償を請求することは可能か。【回答】
- 研修期間中の給与と辞められた際の費用:未経験のネイリストに数ヶ月間無料で技術指導を行ったが、デビュー直後に辞められてしまった。かかった研修費用や材料費を本人に返還させることは可能か。【回答】
- 歩合給の計算と残業代:指名売上に応じた歩合給(インセンティブ)を支払っているが、「歩合給を残業代の代わりにしている」という店の主張は法的に通用するのか。別途残業代を払う義務はあるか。【回答】
- SNSアカウントの帰属:スタッフが店の名前を入れて運用していたInstagramのフォロワーが数万人に増えた。退職時にこのアカウントを残すことを命じることはできるか。【回答】
2.【施術トラブル】理不尽な要求への対応
~「肌荒れ」「やり直し」への対応と返金基準~
- 施術による肌荒れや火傷の賠償:エステの脱毛やヘアカラーで「肌が荒れた、火傷した」とクレームが入り、高額な治療費や休業損害を請求された。事前に「肌トラブルの責任は負わない」という同意書をもらっていれば免責されるか。【回答】
- 仕上がりへの不満と返金要求:カットやネイルの仕上がりが「イメージと違う」と後日言われ、全額返金や他店でのお直しの費用まで要求されている。店側に落ち度がなくても返金に応じる義務はあるか。【回答】
- 悪質な無断キャンセル(ドタキャン):成人式の着付けや長時間の貸し切り予約で、当日無断キャンセルされたため大きな損害が出た。キャンセル料を法的に回収するための実効性のある事前対策はあるか。【回答】
- 化粧品や回数券のクーリングオフ:サロンで高額なエステの回数券や美容液のセットを販売したが、数日後に客からクーリングオフ(無条件解約)を申し出られた。美容サロン特有のクーリングオフの適用条件はどうなっているか。【回答】
- クレーマーの出入り禁止:他の客への迷惑行為や、スタッフに長時間のクレームを繰り返す悪質な客がいる。店側の判断で「出入り禁止(入店拒否)」を言い渡す法的な根拠やリスクはあるか。【回答】
3.【店舗運営】固定費と悪徳業者からの防衛
~「高額な美容機器リース」や「広告の縛り」~
- 美容機器の途中解約:最新の脱毛機を5年のリース契約で導入したが、全く使わないため中途解約して返却したい。リース会社から「残債を全額払え」と言われているが、違約金を払わずに解約する方法はあるか。【回答】
- 広告掲載サイトの順位と費用対効果:大手美容検索サイト(ホットペッパービューティーなど)で、プランを下げたら急に予約が激減した。順位のアルゴリズムに不満があるが、契約期間中にプランを下げたり中途解約したりすることは可能か。【回答】
- 「薬機法」違反のリスク:店のHPやSNSで自社開発のシャンプーや化粧品を売る際、「シミが消える」「髪が生える」などの強い表現を使いたい。誇大広告や薬機法(旧薬事法)違反で行政指導を受ける基準はどこにあるか。【回答】
- 居抜き物件の造作譲渡と故障:前オーナーから居抜きで美容室を買い取ったが、オープン直後にボイラーやシャンプー台が立て続けに故障した。修理代や新品への交換費用を前オーナーや大家に請求することはできるか。【回答】
- BGMの著作権料(JASRAC):サロンの店内で、市販のCDやスマホの音楽配信サービス(Apple Music等)をBGMとして流している。小規模な個人店でも、JASRAC(日本音楽著作権協会)に著作権料を支払う義務はあるのか。【回答】

