1.【下請取引と代金回収】下請業者の防衛術
~「口約束の追加工事」や「不当な値引き」から利益を守る~
- 追加工事の未払いトラブル:現場で元請から口頭で追加工事を頼まれたが、後になって「見積もりを出していない」と支払いを拒否された。口約束の追加工事代金を法的に回収する方法はあるか。【回答】
- 不当な値引き要求(赤字工事):元請から「予算がないから」と一方的に単価を下げられ、赤字での下請工事を強要された。建設業法や下請法を盾にして、適正価格での発注を要求できるか。【回答】
- 資材高騰による請負代金の変更:契約後に木材や鉄の価格が急騰し、最初の見積りでは完全に赤字になってしまう。施主や元請に対して、契約後でも資材高騰分の価格転嫁(増額)を請求できるか。【回答】
- 支払い遅延と長期の手形払い:元請からの支払いがいつも数ヶ月遅れ、しかも全額を期間の長い約束手形で渡されるため資金繰りが苦しい。現金払いや期日の厳守を法的に強制させることは可能か。【回答】
- 工事途中の元請倒産と代金回収:下請けとして現場に入っている途中で、元請の会社が倒産してしまった。残りの工事代金や、すでに現場に納入した資材を取り返す(回収する)にはどう動けばいいか。【回答】
2.【一人親方】変わるルールと「人」のトラブル
~「2024年問題」や「偽装請負」のペナルティを防ぐ~
- 一人親方の偽装請負リスク:専属で毎日来てもらっている一人親方がいるが、実態は自社の従業員と同じように時間や作業の指示を出している。税務署や労基署から「偽装請負」とみなされるリスクはあるか。【回答】
- 時間外労働の上限規制(2024年問題):工期が厳しくどうしても土日出勤や夜間作業が発生する。建設業に適用された残業時間の上限規制を超えて働かせた場合、社長が逮捕されるようなペナルティはあるか。【回答】
- 職人の突然のバックレと損害賠償:工期の途中で職人が突然連絡もなく現場に来なくなった。そのせいで工期が遅れ、元請から違約金を請求されそうだが、逃げた職人に損害賠償を請求できるか。【回答】
- 社会保険の未加入と現場入場制限:社会保険料の負担が重いため未加入のままでいたところ、ゼネコンの一次下請けから「未加入業者は現場に入れない」と言われた。法的に入場を拒否する権限は相手にあるのか。【回答】
- 外国人労働者の失踪・事故トラブル:人手不足解消のために外国人を現場で雇いたいが、失踪されたり、現場のルールを無視して事故を起こされたりした場合、受け入れ企業としてどこまで法的責任を負うのか。【回答】
3.【許認可/安全管理】会社の看板と信用を守る
~「許可なし営業」や「引き渡し後のクレーム」への対応~
- 建設業許可のない500万円以上の工事:建設業許可を持たないが、施主から「どうしてもお前に頼みたい」と税込550万円の工事を打診された。材料を分割発注するなどして、許可なしで合法的に請け負う裏技はあるか。【回答】
- 下請けの作業員が起こした労災事故:現場で下請け業者の作業員が足場から落下して大ケガをした。元請である自社に、安全管理義務違反として多額の損害賠償や労災の責任が及ぶことはあるか。【回答】
- 引き渡し後の瑕疵担保(契約不適合責任):建物の引き渡しから数年経ってから、施主から「雨漏りがするから無料で直せ」と要求された。いつまで無料で修繕や損害賠償に応じる法的義務があるのか。【回答】
- 近隣住民からの騒音・振動クレーム:解体・改修工事中、近隣住民から「騒音で眠れない」「家の壁にヒビが入った」と工事中止や慰謝料の要求が来た。本当に工事を止めたり、お金を払う義務はあるか。【回答】
- 元請の丸投げ(一括下請負)の禁止:元請として受注した工事だが、自社が忙しいため、利益だけ抜いてそっくりそのまま知り合いの業者に下請けに出したい。建設業法の「丸投げ禁止」に引っかからずに発注する方法はあるか。【回答】

