IT/ウェブ事業の悩み・トラブル集

1.【受託開発/制作トラブル】「終わらない仕様変更」

~炎上プロジェクトと未払いから会社を守る~

  • 無限の仕様変更と追加費用:Web制作で、クライアントから「ここはやっぱりこうして」と後出しの仕様変更が延々と続いている。当初の見積もりの範囲外として、追加費用を法的に請求して作業を止めることは可能か。【回答
  • 放置される「検収」と支払い遅延:システムを納品したが、クライアントが「忙しいから後で確認する」と言ったきり検収してくれない。検収完了のハンコがなくても、期日通りに制作費全額を請求できるか。【回答
  • 納期遅延による損害賠償請求:クライアントからの素材提供やフィードバックが遅れたせいで、公開日(納期)に間に合わなくなった。逆に「納期遅れで生じた損害を払え」と請求された場合、支払う義務はあるのか。【回答
  • 納品後のバグ対応(契約不適合責任):納品から1年経ってから「不具合が見つかったからタダで直せ」と連絡が来た。瑕疵担保(契約不適合責任)として、いつまで無償でバグ修正に応じる法的義務があるのか。【回答
  • プロジェクト途中での一方的な解約:システム開発の途中で、先方の都合により「やっぱりプロジェクトを中止する」と一方的に解約された。完成していないが、これまでにかかった人件費や作業代は請求できるか。【回答

2.【知的財産とデータ管理】「パクリ/情報漏洩」の恐怖

~納品物の権利帰属とセキュリティ事故の防衛策~

  • ソースコードやデザインの流用:A社向けに作ったシステムのソースコードやデザインの汎用部分を、別のB社向けの案件でも流用して使いたい。納品物の著作権はクライアントにあるから流用は違法になるのか。【回答
  • クライアント支給素材の著作権侵害:クライアントから「この画像をサイトに使って」と支給された写真が、実は他人の無断転載だった。著作権者から訴えられた場合、制作会社である自社も責任を負わされるのか。【回答
  • オープンソース(OSS)ライセンス違反:開発コストを抑えるため、海外のオープンソースのコードを組み込んで商用システムを作った。GPLなどのライセンス条項に違反すると、ソースコードを全公開させられるリスクはあるか。【回答
  • テスト環境の設定ミスによる情報漏洩:制作中のテストサイトにBasic認証をかけ忘れ、検索エンジンにインデックスされて開発中の情報が漏洩してしまった。クライアントからの損害賠償を回避する(あるいは軽減する)契約条項はあるか。【回答
  • 退職者や外注先によるソースコード持ち出し:辞めたプログラマーが、自社で開発したシステムのコードを勝手に持ち出し、ライバル会社で似たようなサービスを作っている。不正競争防止法等で差し止めや賠償請求はできるか。【回答

3.【外注管理/フリーランスと協業】「丸投げ/下請法」の罠

~再委託のルールと「偽装請負」リスク~

  • 外注フリーランスの音信不通・飛んだ時の責任:納期直前に、デザインを外注していたフリーランスと音信不通になった。そのせいで元請けへの納品が遅れた場合、「外注先が飛んだから」という言い訳は法的に通用するのか。【回答
  • SES(準委任)と偽装請負の境界線:フリーランスのエンジニアと「業務委託契約」を結び、自社のオフィスに常駐させて細かい作業指示を出している。労働基準監督署から「偽装請負(実質的な雇用)」とみなされるリスクはあるか。【回答
  • 下請法違反(やり直しの強要と買いたたき):下請けのコーダーに対して、クライアントの度重なる仕様変更の対応を「当初の報酬内(追加費用なし)」で何度もやらせている。これは下請法の「不当なやり直し」に該当するのか。【回答
  • 外注先の成果物の著作権譲渡:外部のライターやデザイナーに業務委託で作ってもらった成果物について、著作権譲渡契約を結び忘れた。後から自社で自由に改変したり、別の媒体で二次利用したりすることは法的に問題か。【回答
  • 再委託(孫請け)の無断発注リスク:自社が受注した案件だが、忙しいのでクライアントに無断で別のフリーランスに丸投げ(再委託)した。契約書に「再委託禁止」の条項がなくても、無断発注は契約解除の理由になるか。【回答