1.【下請け取引・価格交渉】元請けの無茶ぶりと利益の防衛
~「材料費高騰の価格転嫁」や「不当な返品」から会社を守る~
- 材料費高騰の価格転嫁(値上げ交渉):鋼材や電気代が急騰しているが、元請けに値上げを打診すると「他社に変える」と脅されそうで怖い。下請法などを盾にして、適正な価格転嫁を要求する法的な手順はあるか。【回答】
- 不当なやり直し・返品の強要:納品後に元請けから「何となくイメージと違う」と図面にない難癖をつけられ、無償でのやり直しや返品を強要された。下請法違反として対抗し、代金を全額回収することは可能か。【回答】
- 手形払いの期間短縮と現金化要求:支払いが「120日の約束手形」で資金繰りが常に厳しい。国の方針で手形期間が短縮されると聞いたが、下請けの立場から元請けに「現金払い」や「期間短縮」を法的に迫ることはできるか。【回答】
- 金型の無償保管要求と廃棄処分:昔作った部品の金型を、元請けから「いつか使うかもしれないから」と無償で何年も保管させられており場所をとる。保管料の請求や、こちらからの通知による強制廃棄は可能か。【回答】
- 突然の発注取り消しと材料費の回収:専用の特殊な材料を仕入れた直後に、元請けから「製品自体が量産中止になった」と一方的に発注を取り消された。行き場のない材料費や休業損害を元請けに全額請求できるか。【回答】
2.【技術継承】職人の高齢化と深刻な労災リスク
~「機械事故の賠償」や「ノウハウの流出」を防ぐ~
- 機械操作中の労災事故と損害賠償:従業員がプレス機で指を落とす大ケガをした。労災保険が下りるのは当然として、会社(社長)に対して「安全配慮義務違反」として数千万単位の損害賠償を請求されるリスクはあるか。【回答】
- 職人の独立と図面・ノウハウの持ち出し:工場のキーマンだった熟練職人が辞めて独立し、うちの図面や加工ノウハウを使って同じような製品をライバル企業に納め始めた。不正競争防止法等で差し止めや賠償請求はできるか。【回答】
- 外国人技能実習生の失踪と損害:高い費用をかけて受け入れた外国人技能実習生が、突然寮からいなくなった。残された業務の遅れによる損害や違約金を、本人や監理団体に請求することは法的に可能か。【回答】
- 機械の稼働待ち時間と未払い残業代:NC旋盤などが自動で動いている間、職人がスマホを見たりタバコを吸ったりして待機している時間がある。これを「休憩時間」として残業代の計算から外しても法律上問題ないか。【回答】
- 高齢職人の再雇用と給与引き下げ:定年を迎える職人を再雇用したいが、体力の衰えで以前と同じようには動けないため給与を下げたい。同一労働同一賃金の観点から、トラブルにならずに適法に給与を下げる契約のコツは。【回答】
3.【設備投資】高額な機械と独自技術の死守
~「特許の罠」や「リコールの責任」から逃れる~
- 不良品による最終製品のリコール損害:うちが納品した小さな部品の欠陥が原因で、最終製品(自動車や家電など)の大規模なリコールが発生した。下請けの小規模な町工場でも、大企業から全額賠償させられるのか。【回答】
- 高額な工作機械のリース途中解約:数千万円の複合加工機を5年リースで入れたが、主要取引先の倒産で仕事が激減し支払えない。リース会社から残債を一括請求されているが、違約金を払わずに解約・返却する方法はあるか。【回答】
- 独自技術の特許化 vs 秘匿(ノウハウ保護):自社で開発した画期的な加工技術があるが、特許を取るには費用がかかり、しかも技術が公開されてしまう。特許を取らずに「営業秘密」として法的に守り抜くための条件は何か。【回答】
- 秘密保持契約(NDA)の落とし穴:大企業から共同開発を打診されNDAを結んだが、後から「この技術はうちが自前で開発したものだ」と権利を奪われそうになっている。下請けが技術をパクられないための契約書の必須条項は。【回答】
- 補助金で購入した機械設備の売却・廃棄:「ものづくり補助金」で数年前に買った設備だが、事業転換のため不要になったので中古業者に売り払いたい。規定の年数が経つ前に処分した場合、補助金を国に返還する義務はあるのか。【回答】

