1.【顧問と支払い】「モンスター顧客」と「未払い」の恐怖
~過度な要求や紹介業者のキックバックから事務所を守る~
- 着手金・報酬の未払いと回収:業務完了後に請求書を送っても、「期待した結果にならなかった」と難癖をつけられて報酬が振り込まれない。委任契約において、結果にかかわらず報酬を法的に全額回収するための対策はあるか。【回答】
- 他業種からの提携話とキックバック(紹介料):コンサル会社から「顧客を紹介するから、報酬の30%を紹介料としてキックバックしてほしい」と持ちかけられた。士業法における非弁提携や品位保持義務違反になるリスクはどこにあるか。【回答】
- 顧問先からの「過度な要求」と契約解除:月額1万円の格安顧問契約なのに、深夜や休日にチャットで長文の質問が届き、即レスしないと怒られる。善管注意義務違反を問われずに、カスハラ顧客との委任契約を即時解除することは可能か。【回答】
- 依頼者の不正行為への加担リスク:顧問先の社長から、粉飾決算の黙認や助成金の不正受給に繋がるような書類作成を暗に要求された。断ったことで契約を切られるのが怖いが、協力した場合の懲戒処分や損害賠償のリスクは。【回答】
- 士業の広告規制と景表法違反:集客のために、ホームページやチラシで「必ず許可が取れます」「地域最安値」「絶対に節税できる」といった強い表現を使いたい。士業特有の広告規程や景品表示法違反で指導を受ける境界線はどこか。【回答】
2.【業務品質・AI対応】「一つのミス」が命取りになる重圧
~期限徒過や生成AIの誤回答による損害賠償を防ぐ~
- 提出期限の徒過(ミス)による多額の損害賠償:事務員の確認漏れで、役所への申請期限や申告期限を1日過ぎてしまい、依頼者に数百万円の不利益が生じた。事務所のミスが明らかな場合、損害を全額賠償する義務があるか(職業賠償責任保険は適用されるか)。【回答】
- 生成AIの業務利用による情報漏洩と誤答責任:業務効率化のため、顧客の契約書レビューや法律相談の一次回答にChatGPT等を利用したい。もしAIがハルシネーション(嘘)をついて顧客が損害を被った場合、士業としての責任はどうなるか。【回答】
- 専門外・管轄外の相談と説明義務違反:専門外の分野(例:税理士に対する労務相談)について軽い気持ちでアドバイスをした結果、顧客がトラブルに巻き込まれた。「専門外だから責任はない」という言い訳は法的に通用するのか。【回答】
- 利益相反(双方代理)の判断基準:過去に単発で相談に乗ったことがある企業の対立当事者から、新たに業務の依頼を受けた。士業法で禁止されている「利益相反行為」に該当して懲戒処分を受けるリスクをどう判断すべきか。【回答】
- 共同経営(合同事務所)の解消トラブル:同期の士業と共同で事務所を借りて「合同事務所」として運営してきたが、方針の違いで決裂した。顧客の引き継ぎや事務所名義のリース機器の残債を巡ってトラブルにならないための清算方法は。【回答】
3.【スタッフ雇用・独立】「右腕の裏切り」と情報漏洩
~資格者の独立引き抜きや、無資格者への業務丸投げ~
- 勤務士業・スタッフの独立と顧客の引き抜き:雇っていた資格者が独立する際、担当していた顧問先を大量に引き抜いて辞めてしまった。入社時に「退職後2年間は顧客を奪わない」という誓約書をとっていれば、損害賠償や差し止めは可能か。【回答】
- 無資格スタッフへの業務丸投げと違法性:忙しいため、顧客との面談から書類の作成・提出まで、一連の業務をすべて無資格の事務スタッフに任せ、自分は最後にハンコを押すだけにしている。名義貸しや独占業務違反になるリスクは。【回答】
- テレワーク中の情報漏洩と従業員の責任:事務スタッフにテレワークを許可しているが、自宅の個人のパソコンから顧客の個人情報や機密データが漏洩してしまった。事務所としての使用者責任と、スタッフ個人への賠償請求の可否は。【回答】
- 他の士業・フリーランスへの業務委託(下請法):案件をさばききれないため、同業の個人の士業やフリーランスの補助者に業務を外注している。「報酬の支払いは顧客から入金されてから」という条件は、下請法違反になるのか。【回答】
- 試験勉強を理由にした頻繁な欠勤と解雇:士業の資格取得を目指している事務員を雇ったが、試験前になると「勉強に集中したい」と頻繁に欠勤し、業務に支障が出ている。これを理由に解雇したり、給与を減額したりすることは可能か。【回答】

