質問
エステの脱毛やヘアカラーで「肌が荒れた、火傷した」とクレームが入り、高額な治療費や休業損害を請求されました。事前に「肌トラブルの責任は一切負わない」という同意書をもらっていれば完全に免責されますか?
【質問者の本音を深堀】
同意書にサインしたんだから自己責任でしょ。
ヨリビズ弁護士の回答
- 完全に免責されるわけではありません。消費者契約法により「事業者の損害賠償責任を完全に免除する条項」は無効となります。店側に明らかな過失(機器の出力ミス等)がある場合、同意書があっても賠償責任を負います。
【解説】
美容サロンにおける施術トラブルは、高額な賠償請求に発展しやすい危険なリスクです。
対策:
1. 同意書の適法化:「一切責任を負わない」ではなく「不可抗力によるアレルギー反応等の場合は免責される」等、適法な範囲にとどめた免責事項を作成します。
2. 事前確認の徹底:パッチテストの実施や、当日の体調・服薬状況のヒアリングをカルテに記録し、店側の過失がない(安全配慮義務を尽くした)証拠を作ります。
3. 賠償責任保険への加入:万が一の事故に備え、治療費や休業補償をカバーできるサロン向けの施設賠償責任保険等への加入が必須です。


