質問
社会保険料の会社負担が重いため未加入のままでいたところ、ゼネコンの一次下請けから「未加入業者は明日から現場に入れない」と言われました。法的に業者の入場を拒否する権限がゼネコン側にあるのでしょうか。
【質問者の本音を深堀】
保険料払ったら利益が全部飛んじゃうよ。
ヨリビズ弁護士の回答
- 権限はあります。国土交通省の指導により、社会保険未加入の建設業者は「下請けに入れない(契約しない)」「現場に入場させない」という措置が業界全体のルールとして徹底されているため、拒否は正当な対応です。
【解説】
建設業界では、社会保険(健保・厚生年金・雇用保険)の加入が「現場に入るための最低条件」となっています。
対策:
1. 法人化の罠:法人は従業員数に関わらず強制適用事業所です。個人事業主でも常時5人以上の従業員がいれば加入義務があります。
2. 法定福利費の請求:保険料を元請けに負担させる(見積書に法定福利費を明記して請求する)ことが国交省のガイドラインで定められています。適正に請求してください。
3. 建退共等の活用:社会保険の完備はもはや義務です。負担を補うためにも、元請けとの単価交渉をやり直し、退職金制度なども整えて定着率を上げる投資と割り切るしかありません。


