燃料代高騰で赤字!無視する元請けに運賃値上げを交渉する手は

質問

軽油代が急騰して完全に赤字運行になっていますが、元請けに運賃の値上げ(燃料サーチャージの導入)を頼んでも無視されます。法律やガイドラインを盾にして、交渉を優位に進める方法は何かあるのでしょうか。

質問者の本音を深堀
油代ばかり上がって走るだけ大赤字だ。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 独占禁止法や下請法の「買いたたき」の禁止規定、および国交省の「標準的な運賃」や「燃料サーチャージ制度」のガイドラインを盾に交渉できます。優越的地位の濫用として公正取引委員会へ申告する手段もあります。

【解説】

燃料費の高騰分を下請けだけに負担させる行為は、国が厳しく取り締まる方針を打ち出しています。

対策:

1. 原価計算の提示:ただ「値上げして」ではなく、「燃料代が〇%上がり、現在の運賃では〇円の赤字になる」という具体的な原価計算書(エビデンス)を作成して提出します。

2. 書面での交渉:口頭ではなく、燃料サーチャージ制の導入を求める文書を内容証明等で送付し、協議のテーブルに着かせます。

3. 行政窓口の活用:協議に全く応じない、または不当に据え置く元請けについては、「下請かけこみ寺」や公取委・国交省の窓口へ相談・通報する準備があることを暗に伝えることも交渉力になります。