レジの違算(不足金)が発生!連帯責任で給料から天引きできる?

質問

レジ締めの際に現金が合わず不足金が発生しました。誰のミスかわからないため、連帯責任としてその日のシフトに入っていたスタッフの給与から不足分を天引き(相殺)することは法的に認められるのでしょうか。

質問者の本音を深堀
店の損害なんだからスタッフで補填してよ。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 認められません。労働基準法の「賃金全額払いの原則」により、本人の明確な同意がない一方的な給与天引きは違法です。たとえ本人のミスであっても、連帯責任での強制的な天引きは罰則の対象となります。

【解説】

レジ違算の給与天引きは小売業でよくある違法行為です。労基署の指導が入れば過去に遡って返還を求められます。

対策:

1. 天引きの禁止:従業員の過失であっても給与からの強制天引きはできません。賠償を求める場合は給与とは別に請求する必要があります。

2. 賠償額の制限:労働者のミスに対して全額賠償させることは裁判ではほぼ認められず、過失割合に応じて一部のみとなります。

3. レジ管理の徹底:違算のペナルティよりも、自動釣銭機の導入や、レジ担当者を明確にする(1レジ1名制)、防犯カメラの設置など、ミスや不正が起きない仕組み作りを優先すべきです。