市販問題集や過去問のコピー!著作権法違反で訴えられるリスクは

質問

経費削減のため、市販の問題集や学校の過去問をコピーして塾のオリジナル教材として生徒に配っています。これが著作権法違反として、出版元や作成者から訴えられ賠償を請求されるリスクはあるのでしょうか。

質問者の本音を深堀
少しコピーするくらい、みんなやってるでしょ

ヨリビズ弁護士の回答
  • 非常に高いリスクがあります。教育機関であっても、市販ドリル等を「購入を代行する代わり」にコピーして配布する行為は、著作権者の利益を不当に害するため、複製権侵害として民事・刑事の両面で罰せられます。

【解説】

「教育の現場だから許される」という考え方は市販教材には通用しません。

対策:

1. 過去問の扱い:入試問題自体にも著作権(特に国語の文章題等)があるため、無断複製は厳密にはアウトです。ただし、周知の範囲内であれば目をつぶられる傾向にありますが、市販の過去問集のコピーは一発アウトです。

2. 許諾の取得:どうしても利用したい場合は、著作権管理団体(JCOPY等)を通じて許諾を得るか、塾向けにライセンス販売されている教材を使用します。

3. オリジナル教材の作成:自社でゼロから作成した問題であれば安全ですが、他社の構成を模倣しすぎないよう注意が必要です。