出向先の給与が低い場合、差額補填はいつまで必要か?

質問

出向先の給与水準が親会社より低いです。差額を親会社が補填していますが、これは出向期間中ずっと続けなければなりませんか?いつか打ち切ることは可能でしょうか?

質問者の本音を深堀
子会社水準に合わせて減らしたい。

ヨリビズ弁護士の回答
  • 原則、出向期間中は補填し続ける必要があります。
  • 出向によって労働条件を不利益に変更することは認められないため、現行給与を保証するのがルールです。
  • 打ち切りは合意がない限り違法リスクが高いです。

解説

出向は会社の命令で行くものです。それによって給与が下がることは、従業員に責任がないため認められません。一般的には、出向先が自社の規定通りの給与(低い額)を払い、出向元が差額を補填します。

この補填を打ち切るには、出向先での役割が大幅に変わり、給与ダウンが妥当と認められるか、あるいは「転籍」に切り替えて(同意を得て)新賃金体系に移行するしかありません。