経営危機期

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【破産のXデー】社長の最後の仕事は「盾に隠れること」!倒産申立て24時間のリアル

「今まで世話になった社員や取引先に、一人ひとり直接お詫びして回りたい」。 社長、その美しい責任感は、Xデーにおいては「パニックと暴動を引き起こす最悪の引き金」になります。破産申立日(Xデー)の社長の最大の使命は、すべての感情を殺し、「資産を...
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【究極の外科手術】借金の箱を捨て、黒字事業と魂だけを抜き取る「第二会社方式」

会社全体は多額の負債で首が回らなくても、本業の技術や店舗には確実に稼ぐ力(黒字)がある。この場合、会社ごと破産するのは愚の骨頂です。 優良な事業と従業員だけを無傷の別会社(スポンサー企業など)に「事業譲渡」で避難させ、借金と不良部門だけが残...
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【経営者保証の呪縛】会社と心中するな!自宅を残して自己破産を回避する合法的ルート

「会社の借金=社長個人の借金」。長年の中小企業経営者を縛り付けてきたこの冷酷な連帯保証の常識は、現在「経営者保証に関するガイドライン」という強力なルールの登場により、劇的に変化しています。条件を満たせば、会社を整理(倒産)させても、社長個人...
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【役員の第三者責任】「会社が潰れても個人は無傷」の嘘!社長個人が訴えられる日

「来月には不渡りを出すと分かっているが、最後に一か八か、大量に商品をツケで仕入れよう」。 倒産間際の経営者がやりがちなこの悪あがきですが、会社が破産したからといって、社長個人が逃げ切れるわけではありません。会社法第429条には「役員等がその...
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【究極の整理解雇】「金がないからクビ」は違法!倒産寸前のリストラと4要件の壁

「無い袖は振れない。給料が払えないんだから辞めてもらうしかないだろう」。 この経営者の理屈は、日本の労働法廷では一切通用しません。業績悪化を理由とする「整理解雇」には、①人員削減の必要性、②解雇回避の努力(役員報酬のカット等)、③人選の合理...
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【給与未払い】「夜逃げ」は従業員を見殺しにする!国が給料を肩代わりする救済制度

「会社のお金が完全に底をついた。みんなに給料を払えないなら、もう私が消えるしかない」。 経営者のその「夜逃げ」や「放置」という選択は、従業員から最後の希望すら奪い取る最悪の裏切りです。法律上、従業員の給与(労働債権)は一般の借金よりも極めて...
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【督促の遮断】鳴り止まない電話の恐怖。「受任通知」という絶対的な法的バリア

「とにかく今日中に払え!払うまで帰らないぞ!」。 毎日、朝から晩まで謝罪と延期の言い訳に追われる経営者は、急速に正常な判断力を失います。恐怖から逃れるためだけに、絶対に手を出してはいけないヤミ金(偽装ファクタリング)にすがったり、特定の債権...
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【リスケの罠】「少し待って」が命取り!口座凍結を防ぐ血の交渉術

「資金繰りが厳しいから、正直に銀行へ相談に行こう」。 手ぶらで窓口に行き、安易に「今月の元本返済を止めてほしい(リスケジュール)」と泣きつくのは完全な自殺行為です。銀行員は窓口で同情するフリをしながら、裏で即座に御社の「口座凍結(預金と借入...
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【偏頗弁済の恐怖】「恩人への優先返済」が犯罪に!倒産直前の絶対NG行動

「とうとう資金繰りが尽きた。せめて、世話になったあの会社と親族への借金だけは今日中に全額返そう」。 この経営者としての「最後の誠意」は、破産法において最もやってはいけない絶対NG行動です。倒産(支払不能)が目前に迫った状態で、特定の相手だけ...
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【資金調達の罠】その「即日現金化」、実はヤミ金です!偽装ファクタリングの恐怖

「売掛金を即日現金化!借入ではありません」。 明日の不渡りを恐れる経営者にとって、この甘い広告は救いの神に見えます。しかし、その実態は手数料という名目で月利20〜30%(年利換算で200%超)をむしり取る「合法の皮を被ったヤミ金(偽装ファク...