リーガル・レッドブック

リーガル・レッドブック

「ついでにこれもお願い」が命取り。スコープクリープを防ぐ防衛術

「ついでにここも修正してよ」「せっかくだからコレもお願いできる?」。創業期は顧客に嫌われたくない一心で、つい「サービスしておきます!」と笑顔で引き受けてしまいがちです。しかし、現場の弁護士から言わせれば、この「スコープクリープ(業務範囲の肥...
リーガル・レッドブック

売上はあっても入金されない!「未払いトラブル」を防ぐ契約と初動

「売上は立っているのに、口座にお金がない」。黒字倒産の最大の原因が、取引先からの入金遅延・未払いです。「今後の関係があるから」と催促をためらう経営者がいますが、約束の期日にお金を払わない相手は、もはや「顧客」ではなく「自社を潰しかねないリス...
リーガル・レッドブック

最初の取引先と交わす「秘密保持契約(NDA)」と「取引基本契約」の絶対防衛線

記念すべき最初のクライアント獲得!しかし、ここで焦って相手の大企業から提示された「秘密保持契約(NDA)」や「取引基本契約」に、中身も見ず実印を押すのは極めて危険です。大手企業が用意する契約書のひな形は、当然「自社(大企業側)に100%有利...
リーガル・レッドブック

初めて人を雇う前に知っておくべき「雇用契約」と初期の労務トラブル対策

「最初は正社員ではなく、業務委託やアルバイトで手伝ってもらおう」 創業期の資金繰りを考えれば当然の判断ですが、この軽い口約束が、後から数百万円単位の未払い残業代や不当解雇トラブルに化けるのを何度も見てきました。現場で最も危険なのが「名ばかり...
リーガル・レッドブック

他社のコピペは自爆行為!自社を守る「利用規約」と「プライバシーポリシー」

新規サービスの立ち上げ時、「とりあえず同業他社の規約をコピペして、社名だけ変えればいい」と考えていませんか?これは完全に「自爆行為」です。どんなに似たサービスでも、決済のタイミング、返金ルール、ユーザー間トラブルへの関与度など、ビジネスモデ...
リーガル・レッドブック

ロゴやサイト制作を依頼する前に!「著作権」と業務委託契約の鉄則

「お金を払って作ってもらったんだから、ロゴもサイトも自社のものだよね」 現場で最も多い、そして最も恐ろしい勘違いがこれです。法的にはお金を払っても、契約書に明記しない限り、著作権は「作った人(クリエイター)」に残ったままです。これが後々、ど...
リーガル・レッドブック

店舗・オフィス契約の罠。事業用賃貸借契約で絶対に見るべき特約事項

「自宅を借りた時と同じだから」と、事業用物件の賃貸借契約書をよく読まずにハンコを押すのは、法務的視点からは自殺行為に等しいです。事業用物件の契約書は、貸主側が圧倒的に有利になるよう「特約」でガチガチに固められています。後で泣きを見ないための...
リーガル・レッドブック

知らずにハンコを押していませんか?「連帯保証」のリスクと対策

創業の熱気に浮かされ、分厚い契約書に言われるがまま実印を押していませんか?創業期に最も警戒しなくてはいけないのが「代表者個人の連帯保証」です。せっかく法人を設立して「有限責任」という防波堤を作ったのに、連帯保証の欄にハンコを押した瞬間、その...
リーガル・レッドブック

「とりあえず出資比率は折半で」は絶対NG!共同創業の落とし穴

仲の良い友人や同僚との共同創業。ここで「対等なパートナーだから、出資比率(株)は50%ずつ折半で」と決めるのは、「会社の時限爆弾のスイッチを押す行為」です。株式会社の重要事項は、株主総会の多数決(過半数や3分の2以上)で決まります。もし50...
リーガル・レッドブック

後から名前を変えさせられる悲劇を防ぐ「商標権」の事前チェック

新サービスや社名を決める際、「響きが良いか」「ドメインが取れるか」ばかりを気にする方が多すぎますが、真っ先に確認すべきは「他社の商標権を侵害していないか」です。現場で本当によくあるのが、看板を掲げ、パッケージを作り、広告を打ち出した直後に「...