リーガル・レッドブック

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【オーバースペックな固定資産】見栄の残骸を切り捨てろ!原状回復と中途解約の泥沼交渉術

事業規模が縮小したなら、真っ先に「使っていない空間(巨大オフィスや工場)」と「過剰なリース(複合機など)」を捨てなければなりません。しかし、いざ中途解約を申し出ると、家主やリース会社から「残期間の家賃(違約金)」と「数千万円の原状回復費」を...
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【コストカットの代償】「納期厳守」が招く品質偽装と、会社を吹き飛ばすPL法の鉄槌

「人数を減らされたのに、従来通りの納期と品質を求められる」。 衰退期に熟練工が抜け、予算も削られた現場では何が起きるでしょうか。責任感の強い現場責任者ほど、社長の命令(コスト削減と納期)を守るために、密かに「検査工程の省略」や「品質データの...
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【下請けいじめ】「ウチも苦しいんだから」は違法!外注費カットが招く企業名の公表リスク

「業界全体が厳しいんだから、お互い様だろ。協力してくれ」。 この身勝手な理屈で、自社の赤字のしわ寄せを立場の弱い外注先に押し付ける行為。これは経営努力ではなく、法律(下請法)が最も厳しく禁じる「買いたたき」や「下請代金の減額」という違法行為...
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【顧客の囲い込み】「解約させない」は炎上への片道切符!違約金とダークパターンの罠

「サブスクの解約ページが見つからない」「電話が一生繋がらない」「中途解約したら残月分を全額請求された」。 既存顧客を逃がさないため、意図的に解約手続きを複雑にする手法や、法外な違約金で縛り付ける行為は、今や「消費者契約法」という伝家の宝刀で...
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【不当廉売とカルテル】「赤字セール」と「同業者との談合」は会社を潰す劇薬!

「市場が縮小している。ライバルの息の根を止めるまで、原価割れで売り叩け!」。 資金力にモノを言わせたこのサバイバル戦略は、独占禁止法が禁じる「不当廉売(ダンピング)」にあたる可能性があります。正当な理由なく原価を著しく下回る価格で継続販売し...
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【破産のXデー】社長の最後の仕事は「盾に隠れること」!倒産申立て24時間のリアル

「今まで世話になった社員や取引先に、一人ひとり直接お詫びして回りたい」。 社長、その美しい責任感は、Xデーにおいては「パニックと暴動を引き起こす最悪の引き金」になります。破産申立日(Xデー)の社長の最大の使命は、すべての感情を殺し、「資産を...
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【究極の外科手術】借金の箱を捨て、黒字事業と魂だけを抜き取る「第二会社方式」

会社全体は多額の負債で首が回らなくても、本業の技術や店舗には確実に稼ぐ力(黒字)がある。この場合、会社ごと破産するのは愚の骨頂です。 優良な事業と従業員だけを無傷の別会社(スポンサー企業など)に「事業譲渡」で避難させ、借金と不良部門だけが残...
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【経営者保証の呪縛】会社と心中するな!自宅を残して自己破産を回避する合法的ルート

「会社の借金=社長個人の借金」。長年の中小企業経営者を縛り付けてきたこの冷酷な連帯保証の常識は、現在「経営者保証に関するガイドライン」という強力なルールの登場により、劇的に変化しています。条件を満たせば、会社を整理(倒産)させても、社長個人...
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【役員の第三者責任】「会社が潰れても個人は無傷」の嘘!社長個人が訴えられる日

「来月には不渡りを出すと分かっているが、最後に一か八か、大量に商品をツケで仕入れよう」。 倒産間際の経営者がやりがちなこの悪あがきですが、会社が破産したからといって、社長個人が逃げ切れるわけではありません。会社法第429条には「役員等がその...
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【究極の整理解雇】「金がないからクビ」は違法!倒産寸前のリストラと4要件の壁

「無い袖は振れない。給料が払えないんだから辞めてもらうしかないだろう」。 この経営者の理屈は、日本の労働法廷では一切通用しません。業績悪化を理由とする「整理解雇」には、①人員削減の必要性、②解雇回避の努力(役員報酬のカット等)、③人選の合理...